元イーサリアム財団研究者がEthlabs設立──Bitmine、SharpLink、Joe Lubin氏が支援

イーサリアムの成長に向けた新たな非営利研究開発組織「Ethlabs(イーサラボ)」が立ち上がった。

プレスリリースによると、同組織はEthereum Foundation(イーサリアム財団)の元シニア研究者5人が共同創設し、イーサリアム共同創設者のJoe Lubin(ジョー・ルービン)氏、イーサリアム(ETH)トレジャリー企業のBitmine Immersion Technologies(ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ)とSharpLink(シャープリンク)などが支援する。

イーサラボは、イーサリアムの「次の段階」とされる機関による採用拡大に備え、ネットワークの研究開発を進めることを目的としている。プレスリリースでは、ステーブルコイン、トークン化された現実資産(RWA)、ファンド、自律型AIコマースがオンチェーンへ移行する中で、それらがイーサリアムに集まりつつあると説明している。

同組織は、イーサリアムがこうした需要を大規模に吸収できるよう、より高速なネットワーク、信頼できる相互運用性、中立性、耐障害性、プライバシー、セキュリティを備えた基盤づくりを支援するという。

初期の取り組みは、機関や企業が大規模にオンチェーンへ移行する際に必要とする要素に重点を置く。具体的には、より速い決済、ネイティブ発行、堅牢なインフラ上でのクロスチェーン移動、メインネットの処理能力、ETHの金融的性質を支える研究などが含まれる。

イーサリアム財団はこれまで、同ネットワークの主要な支援組織として研究や開発を調整してきた。一方で、イーサラボの設立は、財団が中核的な使命に再び焦点を絞り、複数の独立組織が並行してイーサリアムを発展させる「マルチノード」的な未来を受け入れる流れを反映しているという。

ルービン氏は声明で、イーサリアムは次の進化段階に入っていると述べた。同氏は、イーサリアムには複数の「スチュワード・ノード」が必要であり、それぞれが独自の形でネットワークの重要な価値を守り、利用を拡大していくべきだとの考えを示した。

|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Shutterstock

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