金融庁、暗号資産新課のトップに安富氏

金融庁は7日、組織再編の実施に伴い人事を発令し、暗号資産(仮想通貨)やステーブルコインの監督を専門に担う「暗号資産・ステーブルコイン課」を新設した。

初代課長には安富稔晃(あどみ としあき)氏が就任した。なお、組織再編の計画自体は今月5日に同庁から発表されていた。

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同課は、同じく新設された「資産運用・保険監督局」の直下に置かれる。

これまでの「暗号資産・ブロックチェーン・イノベーション参事官室」を前身とし、今回の再編によって「課」へと格上げされた形だ。

金融庁の組織改編を示す図。再編前の部局と再編後の新体制を色分けして表示。
[金融庁発表資料から]

安富氏の略歴(きんざいOnline掲載の本人寄稿記事より)によると、同氏は2002年に大阪大学法学部を卒業して金融庁に入庁。2009年に英バーミンガム大学でMBA、2011年には英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスでLLM(法学修士)を取得した。

その後、銀行第一課銀行監督調整官や政策課政策調整官などを歴任。2020年7月からは信用制度企画室長を務めた。

金融庁の公表資料などによると、2025年7月に総合政策局参事官へ就任し、直近(2026年8月1日時点)では郵便貯金・保険監督総括参事官の職にあったことが確認されている。

|文:栃山直樹
|画像:Adobe Stock