Binanceなど暗号資産取引所、SpaceXトークン化IPOキャンペーンを中止し返金対応

暗号資産(仮想通貨)取引所のBinance(バイナンス)、Bybit(バイビット)、Bitget(ビットゲット)はそれぞれ、SpaceX(スペースX)のトークン化IPOキャンペーンを中止すると発表した。

Elon Musk(イーロン・マスク)氏率いるスペースXは6月12日、「SPCX」のティッカーシンボルでNasdaq(ナスダック)に上場。

ロイター通信によると、スペースXは750億ドル(約11兆6000億円、1ドル155円換算)を調達し、申込需要は調達額の3.5倍から4倍にあたる2500億ドル(38兆7500億円)超に達した。

バイナンス、バイビット、ビットゲットは、提携先のxStocksがトークン化商品の裏付けに必要な株式割当を確保できなかったことを理由に、申込者に対して全額返金措置を取った。

Dune Analyticsのデータによると、Binance Wallet(バイナンスウォレット)のスペースX申込キャンペーンには、約5億5700万ドル相当のUSDCが拠出された。

だが、バイナンスは「当社の管理外の事情により、本キャンペーンを進めることができなくなった」と発表

申込ユーザーが拠出したUSDCはバイナンスウォレットに全額返金済みで、6月18日までに、ユーザー全員のバイナンス現物口座に対して総額100万ドル相当のbStocks SpaceXトークン(SPCXB)を均等に配布するとしている。

バイビットは、「xStocksが裏付け資産を提供できなかったため、当社はSpaceXの割当を受けることができなかった。その結果、申込を行ったユーザーはSpaceXの割当を受けられない」と発表

申込資金の100%が自動的に返金され、ユーザーによる手続きは不要だという。

Bitget Wallet(ビットゲットウォレット)も、予期せぬ市場状況により原資産の割当を確保できなかったため、申込ユーザーへの配布を実施できなくなったと発表

ユーザーには全額返金が行われることに加え、将来のトークン化IPO向けホワイトリストに自動登録され、ガス代クーポンが付与されるとしている。

|文・編集:廣瀬 優香
|画像:Shutterstock

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