暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)は、インドの個人投資家向けにサービスを拡大し、インドルピー(INR)の直接入出金に対応したと発表した。インドの顧客は、IMPS(即時決済サービス)を通じて銀行口座からINRを入金・出金できるようになり、P2P取引や仲介業者に頼らずにコインベースを利用できる。
今回の展開により、インドの顧客は複数の暗号資産を対象とする現物取引に加え、主要暗号資産の無期限先物取引にもアクセスできる。コインベースは、インド顧客向けに専用のINR注文板を構築し、同国向けの流動性を提供するとともに、同社のグローバル取引所へのアクセスも維持すると説明している。
上級者向けには、Coinbase Advanced(コインベース・アドバンスト)も提供される。同サービスでは、機関投資家水準のAPI、WebSocketによる注文板ストリーミング、多様な注文タイプを利用できる。裁量取引を行う顧客向けには、TradingView(トレーディングビュー)のチャート機能も統合されている。
コインベースは、インドを暗号資産分野における重要市場と位置づけている。同社はこれまで、インドの主要取引所CoinDCX(コインDCX)に投資してきたほか、イーサリアムのレイヤー2ネットワークBase(ベース)を通じ、インドの開発者コミュニティに100万ドル(約1億5500万円、1ドル=155円換算)超を投じてきたという。ベース上では4000人超のインド人開発者が構築を行い、そのうち約150件のプロジェクトが実際のスタートアップに成長したとしている。
|文・編集:Shoko Galaviz
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