ビットコイン(BTC)は11月9日早朝、7万5000ドル台で小幅な値動きとなった。
暗号資産(仮想通貨)情報サイトCoinMarketCapのデータによると、価格は約7万5605ドルで、過去24時間では0.11%上昇した。前週の急落後も7万6000ドル付近で上値の重い展開が続いている。
相場の重荷となっているのは、前週に発生した大規模なレバレッジ取引の清算だ。
11月5〜6日の急落局面では、米国のハイテク株安を背景に暗号資産市場でロングポジションの強制清算が相次いだ。24時間の清算総額は約12億7000万ドル(約2007億円、1ドル=158円換算)に達し、このうち11億ドル以上をロングが占めた。強制的な売却がビットコインの下落を増幅したとみられる。
米国のビットコイン現物ETF(上場投資信託)からの資金流出も警戒材料となっている。
Farside Investors(ファーサイド・インベスターズ)によると、11月6日の純流出額は約4億1190万ドルで、前営業日5日の約4億3020万ドルに続き、2営業日連続の純流出となった。
6日はBlackRock(ブラックロック)の「IBIT」から約4億300万ドルが流出した一方、Fidelity(フィデリティ)の「FBTC」には約4280万ドルが流入した。11月2〜6日の週間純流出額は約12億8000万ドルに達した。
市場心理も慎重な状態にある。
CoinMarketCapの分析によると、暗号資産市場の恐怖・貪欲指数は32の「恐怖」を示し、ビットコインの過去7日間の騰落率はマイナス2.68%だった。週末は値動きが落ち着いたものの、明確な反発材料は乏しいとの見方を示している。
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|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Adobe Stock


