ビットコイン(BTC)の主要ソフトウェア「Bitcoin Core(ビットコインコア)」の開発チームは10月28日、AIによる自動検査で発見された脆弱性を公式サイトで公表した。
WindowsやmacOSなどで動く「ノード」が、外部からの攻撃で停止する恐れがあるという。修正版はすでに公開されている。
ノードは、取引の内容を確認し、ほかのノードと情報を共有してビットコインのネットワークを支えるコンピューターだ。今回の脆弱性を悪用されると、攻撃を受けたノードが停止し、取引の確認や中継ができなくなる。
影響を受けるのは、Windows・macOS・BSD上で動くノードで、Linuxは対象外。開発チームは深刻度を「中」と評価した。対象のノードを運用している場合、修正版への更新で対処できる。
ビットコインは多数のノードがそれぞれ取引やブロックを確認する仕組みで、一部のノードが停止しても、ほかのノードは稼働を続ける。
脆弱性は、大規模言語モデル(LLM)を使った自動検査で10月23日に発見された。10月23日の発見から5日後の28日には、修正版の提供と詳細の公表が完了した。
開発チームは今回の問題を「容易に発見できる」とも評価している。ビットコインコアは、AIなどで見つけやすい脆弱性について、詳細を長期間伏せず、修正版の提供と情報公開を急ぐ方針に変更している。
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|文:平木 昌宏
|画像:Adobe Stock


