暗号資産カストディ大手BitGoのCEOであるMike Belshe(マイク・ベルシェ)氏は8月1日、X上で、AI開発企業Anthropic(アンソロピック)の生成AIモデル「Claude」に対し、指定したウォレットから100ビットコイン(BTC)を奪取してみせるよう呼びかけた。
(Google飜訳)
AnthropicAI はサンドボックスの構築が下手なのか、それともマーケティングが上手いのか。(あるいは両方か。)
でも、「ハッキングモンスターを作った」ゲームはもう十分だ。本気でやってくれ。
君のために BitGoウォレットにこれを入れておいた。取りに行け。100 BTC: bc1qg4jcyumevszta3rs869v9jrf6rz9z360svp03jsl5xcryfd7xqvs4hurnq
この挑発の背景には、アンソロピック社が公表したサイバーセキュリティに関するレポートがある。
同レポートでは、検証環境の設定ミスにより、本来は隔離されているはずのClaudeが一時的に外部のインターネットへ接続され、他組織の実稼働システムへアクセス可能な状態となっていた事象が明かされていた。
同社はこの件について、AI自身が制限を破ったわけではなく、ネットワーク設定や運用上の管理不備によるものと説明している。
これに対しベルシェ氏は、投稿とともに、100BTCを保管したBitGoウォレットのアドレスを公開した。
NADANEWSがブロックチェーン上の取引履歴を確認したところ、8月4日現在も該当資金は動かされておらず、全額がアドレス内に残されていた。

暗号資産の仕組み上、公開アドレスを知るだけでは送金を実行できず、対になる秘密鍵による署名が必要となる。
|文:栃山直樹
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