米リップル(Ripple)は10月28日、2026年末時点の製品売上高が年換算で9億ドル(約1413億円、1ドル=157円換算)に達する見通しだと発表した。
年次イベント「Swell 2026」の開幕に合わせた発表で、同社は2026年を「過去最高の年」と表現した。
同社は送金・決済に加え、カストディ(資産保管)、ステーブルコイン、財務管理などを金融機関や企業向けに手がけている。DBS、HSBC、スタンダードチャータード銀行などを顧客として挙げた。
同社が発表で示した主な数字は次のとおり。
- 2025年に同社製品を介した取引額:16兆ドル(約2512兆円)超
- 顧客・パートナー数:今年3倍に増加
- 送金ネットワークの累計取引額:年末までに約1500億ドル(約23兆5500億円)に近づく見通し
- ドル連動のステーブルコイン「RLUSD」の時価総額:26億ドル(約4082億円)、年初来88%超増
同社は、米通貨監督庁(OCC)から国法信託銀行「Ripple National Trust Bank」の設立について最終承認を得たことにも触れた。
Brad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)CEOは、決済の24時間化やトークン化資産の担保利用が進み、市場インフラが新しい基盤へ移りつつあるとの認識を示した。
同社はBNYやロビンフッドとの提携拡大も発表している。ロビンフッドのアプリでは年内にRLUSDを使えるようにする予定だとしている。
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|文:栃山直樹
|画像:Shutterstock


