ビットコイン(BTC)財務企業のStrategy(ストラテジー)は10月28日、臨時株主総会で優先株4銘柄(STRF、STRC、STRK、STRD)の配当を日次化する定款変更が承認されたと発表した。
Michael Saylor(マイケル・セイラー)会長はXで「暫定結果では投票の99.3%が賛成だった」と述べた。
アメリカ証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、STRCは11月1日から、STRF・STRK・STRDは2027年1月1日から、週末や祝日を含む毎日が配当の権利確定日となる。
週末や祝日の分は直前の営業日にまとめて扱われ、翌営業日に一括で支払われる。年率の配当率は固定のSTRKが8%、STRFとSTRDが10%、変動型のSTRCが12%で、配当総額や利率は変わらない。STRKは普通株への転換権も持つ。
同社は配当の日次化の狙いについて、配当が発生してから受け取るまでの期間を縮め、流動性や価格の安定性を高めることだと説明している。
背景には、STRCを額面の100ドル(約1万6000円、1ドル=160円換算)付近で安定させたい事情がある。
同社は10月19〜25日にBTCの売買を見送り、STRC約207万株を2億490万ドル(約328億円)で買い戻した。10月25日時点のBTC保有量は84万8517BTCで、配当と利払いに充てるUSD準備金は48億3000万ドル(約7728億円)だ。
一方、世界的な株価指数を算出するMSCIは、単一資産に偏った「非事業会社」を指数の対象外とする新規則を確定し、11月11日に対象企業を公表する。日本のメタプラネットも除外候補に挙がっている。
日次配当はStrive(ストライブ)が6月に先行して導入しており、BTC保有企業の間で優先株の商品設計を競う動きが広がりそうだ。
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|文・編集:井上 俊彦
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