米オンライン証券大手Robinhood(ロビンフッド)が10月27日に発表した2026年第3四半期(7〜9月期)決算では、売上高が前年同期比12%増の14億2000万ドル(約2244億円、1ドル=158円換算))となり、過去最高を更新した。
一方、暗号資産(仮想通貨)取引関連収益は前年同期比55%減の1億2000万ドルとなった。
決算は市場予想をわずかに下回ったものの、Bernstein(バーンスタイン)は投資判断「アウトパフォーム」と目標株価160ドルを維持。StoneXも買い推奨と目標株価170ドルを据え置いた。
ロビンフッドの希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.51ドルで、前年同期比16%減少した。投資ファンド「Robinhood Ventures Fund I」に関連する未実現損失などがEPSを0.07ドル押し下げた。会社が公表した調整後EPSは0.60ドルだった。
暗号資産事業では、7月に稼働した独自ブロックチェーン「Robinhood Chain」が第3四半期に2600万ドルの収益をもたらした。この金額を除く暗号資産取引関連収益は9400万ドルで、前四半期比6%減となった。
バーンスタインは、同社の暗号資産事業が個人投資家向け取引から金融インフラ事業へ移行しつつあると分析。予測市場、無期限先物、Robinhood Chainが2028年に売上高の約25%を占めると予測している。
米ドル連動型ステーブルコインUSDGを利用するオンチェーン融資サービス「Robinhood Earn」では、預け入れ資産が5億ドルを超えた。同サービスは通常の暗号資産取引より収益率が低く、取引量当たりの平均収益を押し下げる要因になっているという。
一方、予測市場に関連するイベント契約収益は1億7300万ドルとなり、前年同期比6倍超に拡大した。バーンスタインによると、スポーツ以外の契約が占める割合は約30%に倍増し、暗号資産や商品、金融関連の取引が成長を支えた。
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|文・編集:Shoko Galaviz
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