最大のビットコイン(BTC)財務企業であるStrategy(ストラテジー)は10月12日、同月5日から11日までに250BTCを2150万ドル(約34億4000万円、1ドル=160円換算)で購入したと発表した。
平均購入価格は8万6194ドルで、保有量は過去最多の84万8250BTCとなった。
資金のうち2100万ドル(約33億6000万円)は普通株MSTRの売却で調達し、残る50万ドル(約8000万円)は手元資金で賄った。
1週間の購入額は、9月21日〜27日の1億4270万ドル(約228億円)、前週の2870万ドル(約45億9000万円)に続き、2週連続で減少している。
一方、同社は優先株STRCを1億9240万ドル(約308億円)で買い戻した。前週の1億7630万ドル(約282億円)から増え、BTC購入額の約9倍に達する。
手元資金「USDキャッシュ」は6億4050万ドル(約1025億円)に減っており、これが買い戻しの原資とみられる。優先株の買い戻し枠の残りは3億5480万ドル(約568億円)で、このペースでは2週足らずで尽きることになる。
今回の購入は、Michael Saylor(マイケル・セイラー)会長が11日にXへ「オレンジ色はいくらあっても困らない」と投稿したことに続くものだ。ただし、同社は7〜9月期に7218BTCを買う一方で5553BTCを売却しており、保有量の伸びは0.2%にとどまった。
額面100ドル近辺での価格安定を売りにするSTRCを支えるため、同社は資金をBTCの積み増しより優先株買い戻しに振り向けている。最大の企業保有者の買いが弱まれば、トレジャリー企業による需要は以前ほどBTC相場の支えにならない。
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|文・編集:井上 俊彦
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