暗号資産(仮想通貨)取引所Binance(バイナンス)は10月12日、人工知能(AI)を活用した取引支援インターフェース「Binance AI」を正式発表した。
世界の英語ユーザー向けに提供を開始し、対象ユーザーへの展開を段階的に進めている。利用料金は無料で、今後は対応言語も拡大する。
Binance AIは、ユーザーの関心や取引経験に応じて画面構成を生成・調整する「生成UI」を採用。初心者には簡潔な説明や操作案内を表示し、経験豊富なトレーダーには詳細な市場データや分析機能を提供する。
主な機能には、AIによるポートフォリオの損益要約、値動きの大きい暗号資産の分析、音声による価格変動アラートなどが含まれる。また、市場動向をまとめたブリーフィングをテキストまたは音声で確認でき、内容は4時間ごとに更新される。
初めて利用する機能についてAIが説明を表示する「スマートツールチップ」や、ユーザーが必要な情報を選んで配置できるカスタマイズ機能も備える。
バイナンスの製品担当バイスプレジデント、Jeff Li(ジェフ・リー)氏は、市場が複雑化する一方、それを理解するためのツールはより使いやすくなるべきだと説明。取引経験にかかわらず、市場情報へのアクセスを容易にすることを目指すとしている。
共同CEOのRichard Teng(リチャード・テン)氏も、ブロックチェーンが市場へのアクセスを広げる一方、AIは市場を理解するための知識へのアクセスを広げるとの考えを示した。
バイナンスはさらに、自然言語による取引ワークフローの構築や自動実行などに対応する新たな「Binance AI Pro」を、今後数週間で展開する予定だ。
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|文・編集:Shoko Galaviz
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