X、キャッシュタグから暗号資産取引可能に

Xは9月15日、米国で「Cashtag Partner Program(キャッシュタグ・パートナープログラム)」を開始した。ユーザーは株式や暗号資産(仮想通貨)のキャッシュタグから、提携する取引サービスに移動して売買できる。

キャッシュタグとは、ドル記号($)と銘柄のティッカーシンボルを組み合わせ、株式や暗号資産の価格情報や関連投稿を表示する仕組みである。

Xの発表によると、対象は株式、上場投資信託(ETF)、暗号資産のキャッシュタグだ。キャッシュタグをタップすると、価格チャートや関連投稿が表示される。

ユーザーが「Trade」ボタンを押すと、提携先を選択できる。取引はX上ではなく、各社のアプリやWebサイトで行う仕組みだ。

開始時点の提携先は、Coinbase(コインベース)、Kraken(クラーケン)、Gemini(ジェミナイ)、Interactive Brokers(インタラクティブ・ブローカーズ)、Moomoo(ムームー)の5社である。

インタラクティブ・ブローカーズの発表では、既存顧客はXのティッカーページから同社の口座へ移動し、追加調査や注文ができるとしている。対象は現時点で米国の投資家に限られる。

Xは4月、米国とカナダのiPhone利用者向けにキャッシュタグを導入した。開始当初は、価格チャートや関連投稿の閲覧が中心だった。カナダではWealthsimple(ウェルスシンプル)と連携し、取引サービスへの移動機能も提供していた。

Xの元プロダクト責任者は8月、暗号資産向けの「取引ボタン」が近日中に登場すると明らかにしていた

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|文:平木 昌宏
|画像:Adobe Stock