Binance(バイナンス)の共同創業者で元CEOのChangpeng Zhao(チャンポン・ジャオ)氏(通称CZ)は、8月27日、香港で開幕した「Bitcoin Asia 2026」のセッションで、ビットコイン(BTC)がゴールド(金)より重要な資産になるとの見方を示した。
ビットコインが国家の戦略的準備資産としてゴールドを上回るかとの問いに、ジャオ氏は「間違いなくゴールドよりも重要になる」と答えた。
大国にはゴールドを評価し保有する既存の仕組みがあるため、障害は技術的なものではなく制度的なものだと指摘し、「移行には何年もかかるが、それは必ず起こる」と述べた。
また、時価総額の差は現在約10倍まで縮まったとし、「ビットコインは近いうちにゴールドを追い抜くと思う」「次の強気相場で起こる可能性もある」とも語った。
国家の暗号資産準備金については「少し手前味噌だが」と断ったうえで、ステーブルコインを除く時価総額上位5銘柄を時価総額比で保有する方式を推奨した。結果としてBTCが5割強、イーサリアム(ETH)が10〜20%、さらに自身が創業したBinanceのBNBも含まれる。
AIエージェントが使う通貨については「間違いなく暗号資産だ」と断言した。「まずステーブルコインから始まる」とし、その後にビットコインなどを追加するのは容易だと述べた。
日本政府は2024年12月の答弁書で、外貨準備として暗号資産を「保有することについて検討することは考えていない」としている。ジャオ氏の言う制度の壁は、日本ではなお高い。
|文・編集:井上 俊彦
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