暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)と米住宅ローン会社Better Mortgage(ベター・モーゲージ)は26日、暗号資産を担保として活用できる住宅ローン商品の一般提供を開始したと発表した。
対象はCoinbase One(コインベース・ワン)会員で、2026年8月12日から利用可能となっている。
この商品は、借り手が保有する暗号資産を売却することなく、住宅購入時の頭金を調達するためのローンの担保として活用できるもの。住宅ローンはベターが組成・管理し、コインベースが暗号資産担保の仕組みを提供する。
第一順位抵当権付きの住宅ローンは、米住宅金融公社Fannie Mae(ファニーメイ)の適合ローン基準に準拠している。
対象となるベターの住宅ローン商品で融資承認を受けたコインベース・ワン会員には、融資額の1%相当(最大1万ドル)の貸し手負担によるクレジットが提供される。
ベター・モーゲージの最高技術責任者(CTO)であるZiggy Jonsson(ジギー・ヨンソン)氏は、「暗号資産を売却せずに担保として利用できることで、オンチェーン上に資産を保有する新しい世代の借り手に住宅購入への新たな道を開く」とコメントした。
なお、両社は6月、この住宅ローン商品でビットコイン(BTC)とUSDコイン(USDC)を頭金向けローンの担保として利用できると発表している。
ベターはこれまで累計1100億ドル超の融資を実行しており、事前承認を受けた顧客の41%は収入や信用力の条件を満たす一方で、従来型の住宅ローンに必要な頭金を十分に用意できていないとしている。
|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Shutterstock


