暗号資産(仮想通貨)市場の上昇が、分散型金融(DeFi)関連銘柄にも広がっている。8月24日はAAVEやPENDLEなどが2桁上昇し、分散型レンディングプロトコルMorpho(モルフォ)のトークン、モルフォ(MORPHO)も大幅高となった。
CoinMarketCapによると、8月24日15時時点のMORPHOは2.74ドル付近で推移し、24時間で約19%上昇。一時2.91ドルを付け、24時間取引高は約8481万ドルと前日比で約3.6倍に増加した。

モルフォの公式データでは、ネットワーク全体の預金残高は約141億2000万ドル、アクティブローンは約48億3000万ドル、TVLは約92億9000万ドルに達している。
特にBase(ベース)上では、8月6日のモルフォの発表によると、モルフォへの預金が50億ドルを突破し、ベース全体の預金の70%以上を占めた。Coinbase(コインベース)の暗号資産(仮想通貨)担保ローン経由だけでも、約13億ドルのUSDC借り入れと約25億ドル相当のcbBTC担保が積み上がっている。
さらにRobinhood(ロビンフッド)は7月、モルフォを基盤とする「Robinhood Earn(ロビンフッド・アーン)」を開始。モルフォの公式ダッシュボードでは、Robinhood Chain(ロビンフッドチェーン)上の預金も8月22日時点で約8億1650万ドルまで拡大した。
7月には固定金利・固定期間型の「Morpho Midnight(モルフォ・ミッドナイト)」も稼働している。
8月24日はAAVEが約16%、PENDLEも約11%上昇するなど、DeFi関連銘柄に幅広く買いが広がった。一方、MORPHOはこれらを上回る上昇率を記録しており、モルフォ固有の利用拡大や企業連携なども市場の注目材料となっている。
|文:平木 昌宏
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