暗号資産取引所Kraken(クラーケン)は8月18日、欧州経済領域(EEA)の対象顧客向けに米国上場株式の取引を開始したと発表した。
EU(欧州連合)のMiFID II(第2次金融商品市場指令)の認可に基づく提供で、7000銘柄超の米国株を扱う。
同社のプラットフォームでは、600種類以上の暗号資産(仮想通貨)と、700銘柄超のトークン化株式「xStocks」も取引できる。
xStocksは現物株と1対1の裏付けを持つトークンで、セルフカストディウォレットへの移転や、公開市場の閉場時間帯での売買に対応する。対象顧客は従来株とxStocksを単一の規制口座で並行して保有でき、資金をプラットフォーム間で移す必要がない。
Krakenの親会社Payward(ペイワード)の最高商務責任者(CCO)でPayward Services責任者のMark Greenberg(マーク・グリーンバーグ)氏は「今回の提供開始は、同一資産の従来型フォーマットとトークン化フォーマットの人為的な分断を解消するものだ」と述べた。
サービスはキプロス証券取引委員会(CySEC)の認可を受けたPaywardの欧州法人が提供する。手数料無料で取引でき(スプレッドや為替コストは別途)、Kraken Proのデスクトップ版・モバイル版とKrakenモバイルアプリに対応する。
xStocksの累計取引高は380億ドル(約6兆800億円、1ドル=160円換算)を超えた。Krakenは今後数カ月で対象市場をさらに拡大する計画だ。
|文・編集:井上 俊彦
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