JPモルガン、BTC・ETH ETFの保有拡大──XRP関連商品への投資も再開

・JPモルガンは第2四半期、BlackRock(ブラックロック)のビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)保有株数を約25%増やし、イーサリアム(ETH)ETFのポジションを4倍超に拡大した。
・同行は、Grayscale(グレースケール)とBitwise(ビットワイズ)のXRP関連商品について新たなポジションを報告した一方、複数のビットコインマイニング株のポジションを縮小した。
・イスラエル最大手銀行のBank Leumi(バンク・レウミ)はGalaxy Digital(ギャラクシー・デジタル)と提携し、2027年初頭からイスラエルの顧客向けにBTC、ETH、ソラナ(SOL)の取引サービスを提供する予定だ。

JPモルガン、第2四半期にBTC・ETH ETFのポジションを拡大

米証券取引委員会(SEC)への最新の提出書類によると、JPモルガンは第2四半期、米国の現物BTC ETFと現物ETH ETFへのエクスポージャーを拡大した。提出書類は2026年6月30日時点のポジションを対象としており、JPモルガン・チェースと、同報告に含まれる17の投資運用主体の保有資産が含まれている。

同行は、ブラックロックの「iShares Bitcoin Trust ETF(IBIT)」を約1040万株保有していると報告した。第1四半期の約830万株から増加しており、四半期末時点の評価額は約3億5600万ドルだった。保有株数ベースでは約25%の増加となる。

SEC Form 13F cover page showing institutional investment manager details: JPMorgan Chase & Co, 270 Park Avenue, New York, NY 10017; Form 13F filing info.
<JPモルガンの2026年第2四半期Form 13F|SEC.gov>

JPモルガンのETH ETFへのエクスポージャーは、さらに大きく拡大した。ブラックロックの「iShares Ethereum Trust ETF(ETHA)」のポジションは、前回報告時の約26万7000株から約117万株に増加した。保有株数は4倍超に増えた。

提出書類からは、JPモルガンがXRP関連の投資商品について再びポジションを報告したことも明らかになった。同行は、グレースケールの「Grayscale XRP Trust ETF(GXRP)」を181株、評価額3763ドル分保有していたほか、ビットワイズのXRP ETFを113株、評価額1356ドル分保有していた。いずれのポジションも前四半期には報告されていなかった。

同行はまた、複数のビットコインマイニング株のポジションを縮小した。この動きが注目されるのは、上場ビットコインマイナーのBTC保有量が、年初から約2万8000BTC減少する一方、人工知能(AI)やハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)向けにインフラを転用する動きが進み、同セクターのリターンがBTCのパフォーマンスと乖離しつつあるためだ。

Form 13Fは、一定の要件を満たす機関投資家にSECが四半期ごとの提出を義務付ける報告書だ。ウォール街の大手機関投資家のポートフォリオを把握する手掛かりとなり、対象となる13(f)証券のロングポジションの保有状況を一般に示す。

JPモルガンの13Fには複数の投資運用主体のポジションがまとめて記載されている。一方、13Fで開示されるのはロングポジションであり、ショートポジションを含むエクスポージャーの全体像を示すものではない。

そのため、報告された保有資産は、JPモルガンとして単一の方向性に基づく投資判断を示すものとは限らず、顧客取引や在庫ポジション、その他の投資戦略を反映している可能性がある。

イスラエル最大手のバンク・レウミ、BTC・ETH・SOL取引を顧客向けに提供へ

イスラエル最大手銀行のバンク・レウミも金曜日、ギャラクシーとの提携を通じ、デジタル資産へのアクセスを拡大すると発表した。

今回の提携により、レウミおよびモバイルデジタルバンキング部門PEPPER(ペッパー)の顧客は、同行のLeumi Trade(レウミ・トレード)アプリを通じて、対象となる暗号資産(仮想通貨)を購入、保有、売却できるようになる。

当初の対象銘柄はBTC、ETH、SOLで、サービスは2027年初頭に提供開始となる見込みだ。ギャラクシーは「GalaxyOne Institutional」を通じて機関投資家向けの取引インフラを提供するほか、同社のカストディインフラを活用してレウミのデジタル資産事業を支援する。

レウミのMaya Ravia(マヤ・ラヴィア)戦略責任者は、次のように述べた。

「当行は、顧客に提供する高度な金融サービスの拡充に継続的に取り組んでいる。今回の取り組みは、当行のイノベーション戦略における重要な柱であり、世界有数の技術インフラを通じて、デジタル資産取引へ簡単かつ安全に、規制に準拠した形でアクセスできる環境を顧客に提供するものだ」

今回の取り組みにより、顧客は別途暗号資産取引所の口座を開設したり、セルフカストディのインフラを用意したりすることなく、既存の規制下にある銀行との取引関係を通じて暗号資産にアクセスできるようになる。

今回の提携は、伝統的な金融機関によるデジタル資産への向き合い方が変化していることも示している。レウミは2022年にも、デジタル投資プラットフォーム「Pepper Invest」を通じて暗号資産取引の提供を計画しており、当初はBTCとETHを対象としていた。現在の戦略では、ギャラクシーの機関投資家向け取引・カストディインフラを通じて暗号資産へのアクセスを提供する。

JPモルガンによるBTC・ETH ETFポジションの拡大や、XRP関連商品への新規エクスポージャー、レウミが計画する個人向け暗号資産サービスは、伝統的な銀行と暗号資産市場の統合が引き続き進んでいることを示している。

PR

ボーナスで始めるのにおすすめな国内暗号資産取引所3選

取引所名特徴

Coincheck
500円の少額投資から試せる!】
国内の暗号資産アプリダウンロード数.No1
※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
銘柄数も最大級 、手数料も安い
無料で口座開設する

bitbank
【たくさんの銘柄で取引する人向け】
◆40種類以上の銘柄を用意
◆1万円以上の入金で現金1,000円獲得
無料で口座開設する

bitFlyer
初心者にもおすすめ】
◆国内最大級の取引量
◆トップレベルのセキュリティ意識を持つ
無料で口座開設する