国際送金サービス大手MoneyGram(マネーグラム)は8月11日、現金と暗号資産(仮想通貨)を相互に交換できるサービス「MoneyGram Ramps」をソラナ上で提供開始したと発表した。
ウォレットや暗号資産取引所、開発者はMoneyGramの既存決済ネットワークを利用し、独自の銀行インフラを構築することなく、法定通貨とデジタル資産を交換できるようになる。
MoneyGram RampsはAPIを通じて、現金から暗号資産への交換と、暗号資産から現地通貨への換金を提供する。現金の入金は25カ国以上、出金は170以上の国・地域に対応しており、MoneyGramが展開する世界各地の店舗網や決済インフラを利用できる。
ソラナ上では、AIを活用した取引プラットフォーム「Rift」が最初の対応ウォレットとなった。利用者はRiftを通じてMoneyGramのネットワークへアクセスし、暗号資産と現金を相互に交換できる。MoneyGram RampsはSolana Developer Platformの決済モジュールにも組み込まれており、ソラナ上でサービスを開発する事業者が導入しやすい環境を整える。
MoneyGramのAnthony Soohoo(アンソニー・スーフー)会長兼最高経営責任者(CEO)は、「決済の未来はアクセスによって築かれる」と述べ、ソラナへの対応について、オープンでグローバルな決済ネットワーク構築に向けた新たな一歩だと説明した。
同社は近年、従来型の国際送金網とブロックチェーンを接続する取り組みを強化している。2021年にStellar Development Foundationとの連携を発表し、2022年には店舗網を通じて現金とCircle(サークル)のステーブルコイン「USDコイン(USDC)」を交換できるサービスを開始した。
さらに2026年6月2日には、Stripe(ストライプ)傘下のステーブルコイン基盤企業Bridge(ブリッジ)が発行する米ドル連動型ステーブルコイン「MGUSD」をStellar(ステラ)上で導入すると発表した。6月22日にはソラナのバリデーターにも参加し、ネットワークのセキュリティや取引処理に貢献している。
※編集部より:本文を一部修正して、更新しました。8月12日10時47分
|文・編集:Shoko Galaviz
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