Falcon Finance(ファルコン・ファイナンス)は7月20日、RWA(現実資産)や暗号資産(仮想通貨)を担保に発行した合成ドル「USDf」を、オンラインや店頭での支払いに利用できる「Falcon Card(ファルコン・カード)」の提供を開始した。
利用者は、ステーブルコインや主要な暗号資産、トークン化された金や株式などを担保として預けることでUSDfを発行し、決済に使用できる。
また、二次市場で取得したUSDfにも対応するという。

ファルコン・カードは、トークン化株式そのものを店舗で支払う仕組みではなく、担保資産から発行したUSDf、または二次市場で取得したUSDfをカード残高に移し、決済に充てる仕組みだ。
これにより、トークン化資産の用途を保有や売買するだけでなく、売却せずに日常の支払いにつなげられる。
担保対象には、金価格に連動するTether Gold(テザー・ゴールド:XAUt)に加え、Ondo Global Markets(オンド・グローバル・マーケッツ)が提供するCoinbaseやNVIDIA、Strategy、Teslaなどのトークン化株式が含まれる。
また、xStocks(エックスストックス)が提供する米国株やETF(上場投資信託)のトークン化商品にも対応するという。
ファルコン・ファイナンスはこれまでにも、オンドやエックスストックスのトークン化株式をUSDfの担保として利用できるようにしており、今回のカード提供によって、発行したUSDfの用途をDeFi(分散型金融)での保有や運用から日常の決済にも広げた形だ。
リリースによるとファルコン・カードは、本人確認を完了し、利用条件を満たすユーザーを対象に90以上の国・地域で提供するという。
なお、NADA NEWSが広報窓口に取材したところ、「日本もサポート対象地域に含まれている」という。
|文:平木 昌宏
|画像:Falcon Finance公式サイトより(キャプチャ)


