スペイン、PolymarketとKalshiへのアクセス遮断
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スペイン政府(社会権利・消費・アジェンダ2030省)は26日、予測市場プラットフォームのPolymarket(ポリマーケット)とKalshi(カルシ)に対し、無許可で国内運営を行っていたとして制裁手続きを開始した。これに伴い、両サイトへのスペイン国内からのアクセス遮断を命じたと発表した。

両プラットフォームは、政治選挙の結果や経済指標など、将来の出来事を予測して取引する市場を提供している。

しかし、スペインの賭博規制総局(DGOJ)は、これらのサービスを「不確実な将来の結果に賭けるギャンブル」とみなしている。スペイン国内でこうしたサービスを提供する事業者は、特定のライセンスを取得する義務がある。両社はこの認可を得ずに運営していたため、規制違反と判断された。

今回のサイト遮断は、制裁手続きの最終的な結論が出るまでの暫定的な措置となる。当局の発表によると、海外に拠点を置く両事業者への直接の通知が成立しなかったため、スペインの官報を通じて正式な手続きが通達された。本件の最終的な解決には、およそ3カ月から4カ月かかる見通しだという。

予測市場に対する規制強化の動きは、欧州に限らず米国でも活発化している。米国では現在、PolymarketやKalshiの台頭を受け、連邦政府と各州の間で規制の管轄権を巡る対立が激化している。

関連記事:米予測市場のルール化、ホワイトハウスが審査開始──CFTCと州の管轄権争い激化

米商品先物取引委員会(CFTC)が「監督権限は自らにある」と主張して独自の規制を進める複数の州を提訴する一方、ホワイトハウスもルール化に向けた審査を開始した。

トランプ大統領がCFTCを支持する姿勢を示す中、州知事らがこれに強く反発しており、米国における予測市場の法的位置づけも転換期を迎えている。

|文:栃山直樹
|画像:Shutterstock

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