米予測市場のルール化、ホワイトハウスが審査開始──CFTCと州の管轄権争い激化
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米ホワイトハウスの情報規制局(OIRA)が、商品先物取引委員会(CFTC)が提出した「予測市場」に関する新たなルール案を受理し、審査を開始していると、THE BLOCKが28日報じた。CFTCは、この審査が完了した後にルールの詳細を公表する方針とのことだ。

この動きの背景には、選挙やスポーツの結果などに資金を投じる予測市場のルール作りを巡る、連邦政府と各州の激しい対立がある。

Polymarket(ポリマーケット)やKalshi(カルシ)といったプラットフォームの台頭に対し、連邦機関であるCFTCは「予測市場を監督する権限はCFTCのみにある」と主張している。

一方、ニューヨーク州やイリノイ州など複数の州は、これらのサービスが各州のギャンブル法に違反しているとして独自に規制を強めている。現在、CFTCはプラットフォームを制限しようとする5つの州を提訴し、法廷で争う事態となっている。

この権限争いに対し、トランプ大統領はCFTCの立場を支持すると表明した。大統領は、独自に規制を進めようとする複数の州知事や司法長官を名指しして批判を展開している。

関連記事:トランプ大統領、予測市場のCFTC独占権を支持──州と訴訟激化の中

これに対し、名指しされた一人であるイリノイ州のプリツカー知事は、州による規制は「オンライン予測市場でのインサイダー取引を防ぐため」だと反論した。

さらに同知事は、トランプ大統領の長男がPolymarketに出資し、Kalshiのアドバイザーに就いている事実を挙げ、大統領の介入は「家族の利益を守るためだ」と非難している。

|文:栃山直樹
|画像:Shutterstock

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