Crypto.com(クリプト・ドットコム)の予測市場を運営する取引所とNovig(ノビグ)が、スポーツイベント契約への州のスポーツ賭博法の適用を巡り、米ミズーリ州当局を連邦裁判所に提訴した。
州司法長官からスポーツイベント契約の提供停止を求められるなか、両社は州による規制措置の差し止めを求めている。
ミズーリ州のCatherine Hanaway(キャサリン・ハナウェイ)司法長官は9月、クリプト・ドットコム、ノビグ、Kalshi(カルシ)、Polymarket(ポリマーケット)、Robinhood(ロビンフッド)、Underdog(アンダードッグ)の6社に停止要求書を送付。
州民へのスポーツイベント契約の提供を停止するか、州のライセンスを取得するなど州法に従うよう求めた。同州ではスポーツ賭博の総収入に10%の税金が課され、参加可能年齢は21歳以上となっている。
これに対し、クリプト・ドットコムの予測市場を運営する米商品先物取引委員会(CFTC)登録取引所North American Derivatives Exchange(Nadex)は10月16日、ミズーリ州西部地区連邦地裁に提訴した。
同取引所は、商品取引所法(CEA)が対象となる契約についてCFTCに排他的な管轄権を与えており、州のスポーツ賭博法に優先すると主張。州による規制の差し止めなどを求めている。
ノビグ側も同日、Ludlow Exchangeを通じて同州東部地区連邦地裁に提訴し、仮差し止めと恒久的差し止めを求めた。
スポーツイベント契約に州の賭博法を適用できるかを巡っては、連邦控訴裁判所の判断が分かれている。
第3巡回区はカルシ側の主張を支持する判断を示した一方、第6・第9巡回区は州側の規制を認める方向の判断を示している。
なお、同様の停止要求を受けたカルシ、ポリマーケット、ロビンフッド、アンダードッグは、当記事執筆時点でミズーリ州の連邦裁判所には提訴していない。
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|文・編集:Shoko Galaviz
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