Base、「Cobalt」アップグレード実施

Coinbase(コインベース)が開発を主導してきたイーサリアムレイヤー2「Base(ベース)」は9月30日、メインネットのアップグレード「Cobalt(コバルト)」を実施した。

条件付きトランザクション「Validity Transactions」を導入したほか、ベース独自のトークン規格「B20」の機能を拡張した。

Validity Transactionsでは、ユーザーがオンチェーン状態や有効期限などの条件を設定したトランザクションを事前に送信し、条件を満たした場合にのみブロックへの組み込み対象にできる。

例えば、一定のブロック高までに流動性プールの価格が指定水準に達した場合に限り、スワップを実行対象とすることが可能だ。条件を満たさないまま期限を迎えた場合、トランザクションは実行されない。

Cobaltでは、6月の「Beryl」アップグレードで導入されたB20も強化した。「Composite Policies」により、KYCの許可リストや制裁対象のブロックリストなど、既存のポリシーをANDやORの条件で組み合わせられる。

また、ERC-8056に準拠した機能を追加し、株式分割などに対応するため、資産残高の表示倍率の変更を事前に設定できるようになった。

さらに「seizeWithMemo」を導入。差し押さえ機能を有効にしたB20資産やステーブルコインについて、権限を持つ管理者が対象アカウントの残高を別のウォレットへ移転し、移転元や移転先、数量、メモなどをオンチェーンに記録できる。

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|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Adobe Stock