米資産運用会社ARK Invest(アーク・インベスト)は9月24日、約13億ドル(約2067億円、1ドル=159円換算)規模の「ARK Venture Fund(ARKVX)」を、デジタル証券プラットフォームSecuritize(セキュリタイズ)を通じてトークン化したと発表した。アーク・インベストが運用するファンドのオンチェーン化は今回が初めて。
ARKVXは、革新的な技術を手がける未上場企業と上場企業の双方に投資するアクティブ運用型ファンド。投資先にはOpenAI(オープンAI)、Anthropic(アンソロピック)、Stripe(ストライプ)、Databricks(データブリックス)などが含まれている。ポートフォリオは今後変更される可能性がある。
今回の取り組みでは、既存のARKVXの投資戦略を維持したまま、対象となる投資家にトークン化されたARKVXへのアクセスを提供する。
投資家はセキュリタイズを通じ、イーサリアム上でトークン化されたARKVXにアクセスできる。セキュリタイズはオンチェーンでの発行や投資家アクセスに必要なインフラを提供する。
アーク・インベスト創業者兼CEO兼CIOのCathie Wood(キャシー・ウッド)氏は、今回のトークン化について「資本市場の進化、あるいは革命への確信を実践に移すもの」と説明した。
両社の提携関係は2025年10月、アーク・インベストがセキュリタイズへ戦略的投資を行ったことから始まった。トークン化証券や現実資産(RWA)、規制された投資商品の普及を進めることを目的としている。
セキュリタイズ共同創業者兼CEOのCarlos Domingo(カルロス・ドミンゴ)氏は、ARKによる戦略的投資はトークン化が資本市場を変革する可能性への共通認識を反映したものだと述べ、今回の取り組みでその考えを実践に移すとしている。
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|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Christian Bunge – stock.adobe.com