暗号資産(仮想通貨)交換業者のGMOコインは9月7日、ライトコイン(LTC)の預入に必要な所要時間を、9月16日12時から最短10分から最短100分へ変更すると発表した。最短の反映時間は従来の10倍となる。
対象となるのは、9月16日12時以降にGMOコインが受領したLTCの預入である。外部ウォレットや他の取引所からLTCを入金した場合、口座残高への反映まで従来より長い時間を要することになる。
一方、GMOコインから外部のウォレットや取引所へLTCを送付する際の所要時間は変更しない。
今回の変更について、GMOコインはLTCのブロックチェーンで発生している「Reorg(リオーグ)」の状況を踏まえ、預入を確実に反映するためとしている。
リオーグとは、ブロックチェーンで一度生成されたブロックが、別のチェーンに置き換わる「ブロックの再編成」を指す。複数のチェーンが一時的に競合した場合などに発生し、再編成されたブロックに含まれていた取引が、確定しなかった状態になる可能性がある。
LTCをめぐっては、2026年3月にはMWEB(MimbleWimble Extension Blocks)の検証上の脆弱性が悪用され、約8万5034LTCの不正なペグアウトが発生した。
MWEBは、LTCの取引に任意のプライバシー機能を持たせ、ネットワークの拡張性向上も図る仕組みである。さらに4月25日には関連する攻撃をきっかけに無効なチェーンが伸び、最終的に13ブロック分がリオーグによって巻き戻された。
暗号資産交換業者はこうしたリスクを抑えるため、暗号資産が入金されてもすぐに利用者の残高へ反映するのではなく、ブロックチェーン上で一定数の承認を確認してから反映するという。
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|文:NADA NEWS編集部
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