ドバイを拠点とする暗号資産(仮想通貨)マーケットメイカーでWeb3投資会社であるDWF Labsは9月3日、グループ会社が英領バージン諸島金融サービス委員会(BVI FSC)から仮想通貨サービス提供者(VASP)の登録認可を取得したと発表した。
バージン諸島(BVI)の仮想資産サービスプロバイダー法(Virtual Assets Service Providers Act 2022)に基づく今回の認可により、DWF Labsは暗号資産の交換業務や発行・販売に関連する金融サービスの提供が可能になるという。
認可を得たBVI法人を通じ、数千銘柄に及ぶ暗号資産・ステーブルコインの現物取引を含む相対取引や売買値を常時提示し流動性を供給するマーケットメイキング機能を機関投資家に提供する。トークン発行体向けの投資・育成・エコシステム支援も世界規模で拡充する狙いがある。
オンチェーンデータプラットフォームのrwa.xyzによると、BVIは世界の米国債トークン化市場の約1割、流通額にして15億ドルを占める。
BVI籍の法人が流通させるステーブルコインの残高は12億ドルを超え、保有者数は2万4700人以上、週間の移転額は6億9410万ドルに上るという。DWF Labsはこうした市場基盤の厚みを踏まえ、BVIでの登録に踏み切ったとみられる。
同社は今後も主要市場での規制対応拠点拡大を続ける方針だとしている。
|文:橋本祐樹
|トップ画像:マーケットメイカーでWeb3投資会社であるDWF Labs(サイトからキャプチャ)


