中国の農産物企業Farmmi(ファーミ)の株式を装った非公式トークンを巡って投機が過熱し、本物のナスダック上場株も一時約4倍に急騰する騒動が起きた。
暗号資産市場の動向を発信する0xSammy氏が9月2日、Xで一連の経緯を報告した。
騒動の発端となったのは、暗号資産トレーダーRune(ルーン)氏の投稿だ。
ルーン氏は8月31日、時価総額の小さいナスダック上場企業の株式37.4%を取得し、Robinhood Chain(ロビンフッド・チェーン)上でトークン化すると投稿した。
その後、別の人物が、この話に合致する企業としてティッカー「FAMI」のファーミに着目し、本物の株を模した「FAMI」トークンなどを作成。
オンチェーン市場で投機が過熱した。
同じ時間帯には本物のファーミ株も急騰し、9月2日に前日終値0.1187ドルから一時0.50ドルまで上昇し、約4.2倍となった。

0xSammy氏は、オンチェーン上の熱狂が本物の株式にも波及した可能性を指摘している。
さらにルーン氏はその後、最初の買収話について、生成AI「Claude(クロード)」で作成した内容だったと説明した。
今回のFAMIトークンもロビンフッドが発行する公式の株式トークンではなく、本物のファーミ株による裏付けや償還の仕組みは確認されていない。
|文:平木 昌宏
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