JPYC流通量が約3カ月半ぶり減少──過去最大の1.6億円減

日本円ステーブルコイン「JPYC」の流通量が、約3カ月半ぶりに減少した。JPYCのオンチェーンデータを集計する「JPYC Info」によると、直近1週間で流通量は8月30日時点で約1億6000万円減少。週間の減少額としては過去最大となった。

Stacked area chart of daily supply in JPY with total 2,707,746,829 JPY as of 2026-08-30; blue, purple, red, and green bands show components over time, green rising sharply after July.
<JPYCの日次供給量推移。8月30日時点の流通量は約27億JPYCで、直近1週間に約1億6600万JPYC減少した|JPYC Info>

背景として考えられるのが、Kaia(カイア)上のウォレットサービス「Unifi(ユニファイ)」を通じた資金の動きだ。

Unifiでは、JPYCを保有するユーザーを対象に年率5%の利回りを提供する期間限定キャンペーンを実施。キャンペーン開始後、Kaia上のJPYC流通量は大きく増加しており、JPYC全体の流通量拡大を押し上げる要因の一つとなっていた。

関連記事:JPYC、総流通量20億円を突破──2週間で10億円増加

実際、JPYC Infoの過去データでも、キャンペーン実施期間中にKaia上のJPYC供給量が急増していることが確認できる。

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なお、チェーン別に見ると、8月23日から30日までの1週間で、Kaiaは約1億9900万JPYC減少した。Ethereumも約630万JPYC減少した一方、Polygonは約2230万JPYC、Avalancheは約1700万JPYC増加した。

Kaiaの減少幅が全体を上回っており、Unifiを通じて流入していた資金の一部が抜けたことが、今回の減少につながったとみられる。

|文:平木 昌宏
|画像:Shutterstock

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