東証スタンダード上場のunbankedは8月20日、取引に利用する主要な銀行から出金停止の措置を受けたと発表した。
同社によると、前代表取締役の胡燕(こえん)氏は、2026年7月17日の取締役会で代表取締役を解職されたが、その決議は無効であると主張し、8月7日付で東京地方裁判所に、現代表取締役の平井兼人氏の職務執行停止を求める仮処分命令を申し立てた。
この申し立てを根拠に、同社が利用する主要な銀行に出金停止の要請があり、銀行側の判断で振込・口座引き落とし・現金引き出しなどの出金停止措置がとられ、8月20日から出金ができない状態になったという。
同社は事業を一時停止することも公表した。
unbankedは、商品先物取引業者だった「第一商品株式会社」から社名を変更した企業で、ゴールドトークン(暗号資産を使って金地金の保有権を表す仕組み)による取引などを事業として掲げている。
7月17日に開示された「代表取締役の異動に関するお知らせ」によると、当時社長だった胡燕氏は監査等委員の退席を求めるなど監査業務を妨げたとして業務執行権限を剥奪・解職され、平井氏が代表取締役に選定された。
|文:栃山直樹
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