ギグワークス子会社で、スマートフォンのカメラ機能を利用したGame-Fiサービス「SNPIT(スナップイット)」を開発・運営するGALLUSYSは8月19日、大手旅行会社のエイチ・アイ・エス(HIS)と共同の新プロジェクト「たびシェア」を2026年秋に始めると発表した。現地の写真投稿を起点に、旅行需要の喚起につなげる狙いだ。
たびシェアは、ユーザーが現地で撮影した写真によって、全国の宿泊施設や観光施設の新たな魅力を発掘・共有する参加型プロジェクト。まずはHISが提携する全国1万カ所以上の施設が対象となり、マップ上に配置された各施設のピンを目指して現地を訪れ、位置情報と連携したアプリ内カメラで撮影する仕組みとなる。
バトルやエリア獲得で貯めたポイントは、次の旅行で使えるクーポンやデジタルアイテムと交換できるとしており、具体的な特典内容は今後順次発表するとしている。
SNPITのディレクターを務めるGALLUSYS取締役CTOの吉田健一氏は6月、 当社主催のイベントで群馬県榛名湖での活用事例を紹介した。地元ユーザーがランキング戦で優位に立ったことをきっかけに十数人のユーザーが現地を訪れ、地域での消費につながったと話し、ゲームを起点に地域との新たな接点が生まれていると説明していた。
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SNPITは2023年12月にリリースされた。ユーザーが撮影した写真の実績は「カメラNFT」として記録され、貯めたポイントはブロックチェーン上のトークン「SNPT」に交換できる仕組みを採用している。これまでカルビーの人気お菓子やG-SHOCK、アニメ「進撃の巨人」などとのコラボレーション実績がある。
たびシェアでは、位置情報と連動した「ロケーションバトル」機能を導入。対象施設の半径500メートル圏内で行われる撮影バトルの勝者が、その施設の公式アンバサダーに就任できる仕組みだとしている。
両社はコンセプトとして「旅する理由が、一枚増える。」を掲げており、現地を訪れなければ写真が蓄積されない仕組みを、観光振興や地域活性化につなげたい考えだ。
|文:橋本祐樹
|画像:SNPIT(スナップイット)のディレクターを務めるGALLUSYS取締役CTOの吉田健一氏(撮影:多田圭佑)


