日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)が発表した最新データによると、6月の国内取引所における現物取引高は9048億円に達した。
前月の7088億円から約2000億円(前月比27.7%増)増加しており、月間の現物取引高が9000億円の大台を超えるのは今年3月以来、3カ月ぶりとなる。
この変化の背景には、6月中旬にかけて起きたグローバル市場の乱高下が関係しているとみられる。
6月のビットコイン相場は、月初に7万3,000ドル前後で推移していた。しかし、米国の強気な雇用統計を受けた金利高止まり観測や、米現物ビットコインETFからの大幅な資金流出(月間45億ドル超)などをきっかけに急落。月後半には一時5万8000ドル台まで値を下げる展開となった。
こうした世界的な相場の急変動を受けて、国内市場でも売買注文が増加。
現物取引高が跳ね上がったほか、同月の国内ビットコイン保有数量も前月から953BTC増加している。価格が下がったタイミングで投資家が押し目買いに動いたことや、激しい値動きの中で売買が膨らんだ可能性などが考えられそうだ。
|文:栃山直樹
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