ビットコイン(BTC)のソロマイナーが単独でブロックの検証に成功し、約20万ドル(約3200万円、1ドル=160円換算)相当の報酬を獲得した。
ブロックエクスプローラーのmempool.spaceのデータによると、日本時間の8月3日午前11時11分(協定世界時:午前2時11分)に生成されたブロック960804の報酬総額は3.15689830BTCだった。内訳は新規発行分3.125BTCと、ブロックが処理した4243件のトランザクションから生じた手数料約0.032BTCだ。
匿名ソロプール「solo.ckpool.org」を運営する開発者のDr -ck(ドクター・シーケー)氏はXへの投稿で、これがCKPool(シーケープール)経由で発見された317件目のソロブロックだと明らかにした。
受取アドレスはbc1qdyqjq9qccp34pyv3kxmsrkn7p0amnsqqy8kdeqで、同氏は「変動が激しく、おそらくレンタルと思われるハッシュレートがピーク時に100PHに達していた」と述べている。
それはネットワーク全体の約924EH/sに対して0.011%程度で、確率上は64日に1回の当選に相当する規模だ。個人で100TH/sのマシンを1台所有している人は、その1000分の1 程度しか実行できず、平均すると172 年待つことになる。
今年に入ってソロマイナーの快挙が相次いでいる。7月10日には1台のBitaxeで稼働するソロマイナーがブロック957382を発見し、4月2日には約21万ドル(約3360万円)、同9日には約22万5000ドル(約3600万円)相当の獲得例があった。
Dr -ck氏は、ハードウェアウォレット「Coldcard」の脆弱性を突いた大規模流出が混乱を広げるなかでも、ビットコインは淡々とブロックを刻み続けているとも述べている。
|文・編集:井上 俊彦
|画像:Shutterstock


