トランプ大統領の息子2人が支援するビットコイン(BTC)マイニング企業American Bitcoin(アメリカン・ビットコイン)が8月3日、2026年第2四半期決算を発表した。それによると、過去最高のBTC生産量を記録したが、赤字は続いている。
ナスダック上場でEric Trump(エリック・トランプ)氏らが共同設立した同社は、第2四半期に過去最高となる約932BTCをマイニングした。マイニングによる収益は前四半期の6210万ドル(約99億3600万円、1ドル=160円換算)から8%増の6700万ドル(約107億2000万円)となった。
純損失は5715万ドル(約91億4400万円)で、第1四半期の8179万ドル(約130億8600万円)から縮小した。主因は暗号資産の評価損であり、粗利益率は約50%を維持している。1BTCあたりの採掘コストも約3万6500ドルでほぼ横ばいだった。
BTC保有量は3月末の約7021BTCから6月末に約8002BTCへ約14%増えた。Mike Ho(マイク・ホー)CEOは「過去最高の四半期生産を達成した」と述べた。Bitcoin Treasuriesのデータでは、上場企業のビットコイン保有数で16位にランクインしている。
同社は7月、株価がナスダックの最低入札価格を下回ったことから、15株を1株にする株式併合を実施し、上場維持を図った。
決算発表と同日、Matt Prusak(マット・プルサック)社長兼暫定CFOの辞任も判明した。8月4日付で退任し、AI・電力インフラ企業Giga Energy(ギガ・エナジー)へ移る。後任の暫定CFOにはデリバティブ責任者のPaul Sacks(ポール・サックス)氏が就く。
|文・編集:井上 俊彦
|画像:エリック・トランプ氏(Shutterstock)


