ビットコイン(BTC)マイニング企業のGoMining(ゴーマイニング)は、企業がビットコイン決済を受け入れやすくするための決済プロトコル「GoBTC Pay」のSDKとAPIを公開した。
これにより、Jack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏が共同創業したBlock(ブロック)の決済サービスSquare(スクエア)などと競合する形になる。
ゴーマイニングが強調する違いは、加盟店がビットコインを直接受け取れる点だ。スクエアを含む多くの競合サービスでは、顧客がビットコインで支払っても、小売業者側には法定通貨で着金する仕組みが使われることがある。一方、GoBTC Payでは、加盟店が法定通貨を受け取りたい場合、自ら換金を行う必要がある。
ゴーマイニングのMark Zalan(マーク・ザラン)CEOは、同社の狙いについて、ビットコインを既存の法定通貨型決済体験に押し込むことではなく、ビットコインらしさを保ったまま実用上の課題を解決することだと説明した。具体的には、高く変動しやすい手数料、遅く予測しにくい決済完了時間といったビットコイン決済の問題に対応しながら、非カストディ型の仕組みとオンチェーンでの最終決済を維持するという。
プレスリリースによると、GoBTC Pay Gen1のSDKとAPIは、これまでの閉じたデモ段階から、加盟店やウォレット事業者が利用できるオープンなインフラへ移行するものだ。加盟店向けの導入ツール、決済管理、ウェブベースの加盟店ダッシュボード、オンライン決済連携、公開開発者向けドキュメント、ウォレット提供者や機関パートナー向けのオープンAPIが含まれる。
手数料は加盟店が支払う0.2%で、ウォレット提供者とゴーマイニングプール内のマイナーが50%ずつ分け合う設計だ。プレスリリースでは、この手数料構造により、決済を支えるインフラ参加者に報酬が還元され、実店舗やオンラインでのビットコイン決済利用を促すとしている。
ゴーマイニングは段階的な展開の一環として、まず最大10の加盟店やエコシステムパートナーを対象にGoBTC Payを統合する計画だ。プレスリリースでは、すでに数千の事業者が待機リストに入っているとも説明している。
|文・編集:Shoko Galaviz
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