Hyperliquid(ハイパーリキッド)上で未上場企業関連の無期限先物市場を提供していたVentuals(ベンチュアルズ)が、プロジェクトを終了する。
ベンチュアルズはXへの投稿で、同プロジェクトを段階的に閉鎖し、チームはハイパーリキッドエコシステム内の別プロジェクトに参加すると発表した。
ベンチュアルズは、OpenAI(オープンエーアイ)やAnthropic(アンソロピック)といった未上場AI企業の評価額に連動する無期限先物市場を展開していた。これにより、公開市場に上場していない有力テック企業に対し、ユーザーが株式を保有するのではなく、評価額の変動に基づいてエクスポージャーを取れる仕組みを提供していた。
ベンチュアルズは運営期間中に6億5000万ドル(約1040億円、1ドル=160円換算)超の取引高を記録し、コミュニティから50万HYPE超の支援を集めた。
X投稿では、同プロジェクトの狙いについて、IPO前の有力テクノロジー企業へのエクスポージャーを、誰でも、どこからでも、24時間365日得られる「プライベート市場」を作ることだったと説明している。
ベンチュアルズの市場は、ハイパーリキッドのHIP-3フレームワークを通じて展開されていた。HIP-3は、外部チームがハイパーリキッド上で独自の先物市場を作成・運営できる仕組みで、暗号資産(仮想通貨)以外のニッチな市場をオンチェーンで提供する手段として注目されてきた。
今回の閉鎖は、HIP-3市場運営者の間で統合が進んでいることも示している。暗号資産ネイティブの取引所が未上場株や商品、指数などに領域を広げる中、どの運営者が流動性を集められるかが一段と重要になっている。
|文・編集:Shoko Galaviz
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