Backpack、株式とトークン化証券をつなぐ新プラットフォームをローンチへ
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暗号資産(仮想通貨)取引所Backpack(バックパック)は、伝統的な株式取引とトークン化株式を組み合わせた新プラットフォーム「Backpack Securities(バックパック・セキュリティーズ)」を開始すると発表した。同サービスは、伝統的金融と暗号資産が別々の仕組みではなく、同じ金融システムの一部として統合されていく世界を前提に設計されている。

バックパック・セキュリティーズでは、ユーザーが規制下の証券仲介基盤を通じて、実際の米国株式を購入、保有、売却できる。これにより、投資家は従来の証券口座と同様に、現金配当、コーポレートアクション、ACATSやDTCCを通じた株式ポートフォリオの移管などに対応した形で、株式に関する権利を持つことになる。

同時に、バックパック・セキュリティーズはSolana(ソラナ)基盤のトークン化プロトコルSunrise(サンライズ)と提携し、ユーザーが保有株式をトークン化証券へ変換できる仕組みを提供する。トークン化された証券は、当初ソラナ上で展開され、ウォレットやDeFiプロトコルとの互換性を持ち、24時間365日オンチェーンで移転できるようになる見込みだ。今後は追加のブロックチェーンにも対応する可能性が示されている。

バックパックのArmani Ferrante(アルマーニ・フェランテ)CEOは、実際の株式所有とブロックチェーンネイティブなアクセスは競合するものではなく、同じ金融システムの二つの要素だと述べた。同氏は、バックパックがこの基盤構築に3年を費やしてきたと説明し、バックパック・セキュリティーズをユーザーに提供できることを歓迎した。

リリースでは、バックパック・セキュリティーズを「実際の所有」「ブロックチェーンネイティブな流通」「資本の統合」という三つの層で構成される金融基盤と位置づけている。株式、暗号資産、ステーブルコイン、デリバティブなどが別々の口座や担保システムに分断されるのではなく、一つのポートフォリオ体験の中で扱えるようにすることが狙いだ。

バックパックは2023年後半、元FTX関係者らによって設立された。今回の証券サービスは6月から段階的に展開される予定で、同社が暗号資産取引所から、株式とオンチェーン金融をつなぐ総合的な金融プラットフォームへと進化しようとしていることを示している。

|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Mehaniq / Shutterstock.com

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