Paxos(パクソス)の子会社であるPaxos Securities Settlement Company(PSSC)は、1934年証券取引所法第17A条に基づき、米証券取引委員会(SEC)から清算機関としての登録を承認された。パクソスが5月28日に発表した。
これにより、PSSCは中央証券保管機関として清算・決済サービスを提供することをSECから承認された、初かつ唯一のブロックチェーンネイティブ企業となったとしている。
PSSCの清算機関としての登録は、実運用環境における清算・決済実績を基盤としている。SECは2019年に初めて、PSSCにノーアクションレターを発行。これを受けてPSSCは、2020年2月からパイロットプログラムを開始し、Bank of America(バンク・オブ・アメリカ)、Credit Suisse(クレディ・スイス)、Societe Generale(ソシエテ・ジェネラル)などの大手金融機関の参加の下、米国株式の清算・決済を運用してきた。
パイロットプログラムにより、ブロックチェーンベースのポストトレードインフラが、当日決済、コスト削減、業務効率の向上を完全に規制された枠組みの中で実現できることが実証された。
パクソスのCEO兼共同創業者、Charles Cascarilla(チャールズ・カスカリラ)氏は「PSSCの清算機関登録は、2019年のノーアクションレター取得や、世界最大手かつ最も高度な金融機関と共同で実施した決済パイロットプログラムを皮切りに、SECとの7年間にわたる取り組みの成果だ」と述べた上で、「登録清算機関として、PSSCは適格証券取引の清算・決済サービスを提供できるようになる。最も重要なのは、パートナー企業が市場やブロックチェーン技術の進化に合わせて継続的に発展していくための、最も包括的なインフラを提供できるようになることだ」と付け加えた。
|文・編集:廣瀬優香
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