ビットコイン(BTC)財務戦略企業Strive(ストライブ)のMatthew Cole(マシュー・コール)会長兼CEOは5月19日、X上で同社が382BTC(ビットコイン)を追加取得したと発表した。1BTCあたり平均約7万9348ドル、総額約3030万ドル(約48億4800万円、1ドル=160円換算)で購入し、これにより保有量は1万5391BTC、時価約12億ドル(約1920億円)相当に増加した。
同社はビットコインマイニング企業Hut 8(ハット8)を上回り、Riot Platforms(ライオット・プラットフォームズ)に次ぐ世界9番目の上場企業ビットコイン保有者となった。アメリカ証券取引委員会(SEC)に提出された書類によれば、今回の購入は5月13日から18日にかけて実施されたもので、Striveは2026年1月以降、2200BTC以上を新たに積み増している。
Striveはビットコイン購入の原資を、独自の資本調達スキームによって賄っている。同社は昨年、永久優先株「SATA」を発行することで約1億6000万ドル(約256億円)を調達した。SATAは行使価格を99ドルから100ドルの間に維持しつつ、変動する月次配当を提供するように設計されている。今年に入ってからは、規模を拡大した追加株式発行でさらに約2億2500万ドル(約360億円)を調達した。コール氏は「SATAはアメリカの資本市場史上初めて、毎営業日に現金配当を支払う上場証券」だと説明している。
この手法は、Michael Saylor(マイケル・セイラー)氏率いる世界最大のビットコイン保有企業であるStrategy(ストラテジー)が採用する戦略と類似しており、一つの戦略として注目を集めている。
|文・編集:井上俊彦
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