ビットコイン、もみ合い継続 イラン再攻撃懸念とNVIDIA決算待ち【楽天ウォレットDaily Report】

ポイント

・7.7万ドル中心にもみ合い
・イラン攻撃延期で一時強含むも上値重く
・Clarity法案は統合作業中で7月成立ギリギリ 
・本日はNVIDIA決算とイラン情勢に注目

昨日のBTC市場

昨日のBTC市場はもみ合い推移となった。

未明に7.6万ドル(約1,205万円)近辺でサポートされると、7.7万ドル(約1,225万円)を挟んでもみ合い推移に終始した。

BTCは5月6日に8.3万ドル手前で200日移動平均線に上値を抑えられると、米中首脳会談で米中がホルムズ海峡の開放を求めることで一致したものの、これでむしろ再攻撃へのハードルが下がったという見方が浮上した。Clarity法案も無事委員会を通過したが、7月末までの成立に向けて綱渡りの状況であるとの認識も広がり、徐々に上値を重くした。

月曜日早朝にトランプ大統領が「時間切れ」とし、Axiosがシチュエーションルームでの会議が検討されていると報じると、CME先物オープン後に原油価格が上昇し、BTCは7.6万ドルに値を落とした。

昨日は未明のイスファハンでの防空システム作動により原油が109ドル台まで上伸するも、トランプ大統領が湾岸諸国からの要請で明日予定していたイラン攻撃を数日延期するとしたことから反落。BTCは7.7万ドル台に強含んだ。

その後、USDCなど海外発行のステーブルコインが電子決済手段として認められることになったほか、自民党がAI・オンチェーン金融構想PT提言を公表、NADA Newsが骨太の方針にステーブルコインが組み込まれる動きがあると報じるなど、国内で様々な動きが見られたが、イラン情勢で大きな動きが見られない中、BTCは7.7万ドルを挟んでもみ合い推移を続けた。

なお、Bessent財務長官がXの投稿やロイターのインタビューで植田総裁に利上げを促したとの見方から一時ドル円が円高に振れたが、すぐさま切り返し、円建てのBTC価格への影響は限定的だった。

また、Axiosがシチュエーションルームでトランプ大統領に軍事オプションのブリーフィングが行われたと報じたが、まだ攻撃命令は出ていないとの認識で市場の反応は限定的だった。

本日のBTC市場

本日のBTC市場は上値の重い展開を予想する。

昨日申し上げたように、イラン問題やClarity法案が予断を許さない中、上値の重い展開が続いている。かねてより和平交渉は「スーク(市場)の交渉」だと申し上げてきた。お互いとんでもない条件を言い合いながら「決裂」「再交渉」を繰り返しながら腹の内を探り合い、これにトランプ流の駆け引きも加わって市場は振らされてきたが、ここまではシナリオ通りだったのかもしれない。しかし、肝心の核問題での溝が埋まらず、いよいよ再攻撃が近づいてきた。

アメリカファーストのトランプ大統領は米株市場が崩れそうになると態度を軟化させる、いわゆるトランププット(TACOと呼ぶ人もいる)が観察され、イラン側からこれを揶揄するような発言も見られるが、これが非常に危険な挑発だ。大統領が気にしているのは米経済であり、米株が耐えられると判断すれば、いつ攻撃を再開しても不思議はない。ただ、市場もこの状況を織り込み始めており、実際に攻撃が再開されたときの反応はよくわからなくなってきた。

その米株に関して、明朝6時にNVIDIAの決算発表がある。AI相場がいつまで続くのかを占うビッグイベントだ。最近は良好な決算後に同社株が売られるパターンが続いており、こちらも予断を許さない。一応、FOMC議事録も公表されるが、こちらの注目度は高くなさそうだ。

Clarity法案は銀行委員会の案と既に通過済みの農業委員会の案をマージさせる必要があり、これに数週間を要する。いつ本会議に提出できるか、そして60票を集められるかが次のカギとなる。時間的な余裕はほとんどない。

今のところ、BTCの大きな売り材料があるわけではないが、すぐに切り返す材料も見当たらない。3月末からの上昇の半値押しとなる7.4万ドルや、一目の雲の上限7.5万ドル辺りまでの調整はあるかもしれない。

詳しい解説は楽天ウォレットの公式Youtubeをご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UC4-Me_feeufiLDesfs6x23g

※この記事は「楽天ウォレット」のデイリーレポートを転載したものです。
※この記事では、投資判断の参考のための情報提供を行っておりますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。また、楽天ウォレットとしても投資勧誘や断定的な予測をおこなうものではありません。
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