ビットコイン(BTC)マイニング企業Core Scientific(コア・サイエンティフィック)は4月21日、完全子会社であるCore Scientific Finance(コア・サイエンティフィック・ファイナンス)が総額33億ドル(約5115億円、1ドル155円換算)の2031年満期シニア担保付社債を発行する計画を発表した。
コア・サイエンティフィックは、社債発行による調達資金を、準備金の確保と既存債務の返済に充てるとしている。
2017年創業のコア・サイエンティフィックは、北米最大級のビットコインマイニング企業の1つに成長したが、高騰する電力コストやビットコイン価格の低迷などに圧迫され、新たな収益源を模索せざるを得なくなった。
そこで同社が着目したのがAIだ。コア・サイエンティフィックの最も価値ある資産である既存のデータセンターや電力契約に、AIインフラという新たな用途を見出した。
コア・サイエンティフィックはAI転換を大規模に行ったパイオニアとしても知られており、この分野への転換資金を確保するため、3月にはビットコイン準備金から1億7500万ドル(約271億ドル)相当を売却。2026年中に、保有するビットコインのほぼ全てを売却する計画も明らかにした。
他のビットコインマイニング企業も同様に、AI転換を推進する目的で、債券発行や保有ビットコインの売却を行っている。
|文・編集:廣瀬優香
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