暗号資産取引所大手のBinance(バイナンス)は10月13日、マイニングプール「Binance Pool」と関連サービスを11月10日に終了すると発表した。
サービス終了はプールセービング、クラウドマイニング、トランザクションアクセラレーターのほか、ハッシュレート通知やマイニングプールAPIなどの関連機能にも及ぶ。
同社は協定世界時(UTC)11月10日7時(日本時間同16時)にマイニング接続の切断を始め、それ以降に提出されたシェアは報酬の対象外となる。このため、マイナーに対して期限前に代替プールへ移行するよう求めている。過去のデータは11月24日まで閲覧できる。
終了の理由について、同社は製品とサービスの継続的な見直しの一環と説明したが、具体的な判断理由は明らかにしていない。
Binance Poolは2020年4月に始動し、6年以上にわたって運営されてきた。Hashrate Indexによると、2025年末時点のハッシュレートは約26EH/s(シェア2.3%)で9位につけており、取引所主導でマイニングに参入した時代のプールで唯一の生き残りだった。
バイナンスは6月に米国株取引を開始し、トークン化株式「bStocks」の計画を公表した。7月には取引所でのNFTサービスを終え、自己管理型のBinance Walletへ移管した。
今回の撤退も、暗号資産以外へ事業を広げる総合金融アプリ路線に向けた、事業の絞り込みの一環とみられる。
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|文・編集:井上 俊彦
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