イーサリアム(ETH)を大量保有する米BitMine Immersion Technologies(ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ)のTom Lee(トム・リー)会長は10月12日、若い世代への大規模な資産移転が、今後の暗号資産(仮想通貨)市場の強気相場を支える可能性があるとの見方を示した。
リー氏は、米内国歳入庁(IRS)と自身が共同創業した調査会社Fundstratのデータに基づく推計として、2026年から2028年にかけて1兆5000億〜2兆ドル(約239兆円〜318兆円、1ドル=159円換算)の資産が世代間で移転する可能性があると指摘。
資産を相続する若年層は暗号資産や株式に対するリスク許容度が高いとみており、新たな投資需要につながるとの考えを示した。ただし、相続資産のうち実際にどの程度が暗号資産市場へ流入するかは不透明だ。
リー氏はこのほか、金融資産のトークン化や人工知能(AI)の普及、暗号資産を長期保有するトレジャリー企業による供給吸収も、強気相場を支える可能性がある要因として挙げた。
ビットマインは同日、最新のETH保有状況も発表した。前週に1万2532ETHを追加取得し、10月11日時点の保有量は602万8946ETHに増加。1ETH=2544ドルで換算した評価額は約153億ドルとなった。
同社が基準とするETH供給量約1億2210万枚に対する保有比率は約4.9%で、目標とする5%まで残り約7万6000ETHとなっている。リー氏は10月7日、5%に到達した段階でETHの追加購入を停止する方針を示していた。
また、ビットマインは保有ETHの約84%に当たる506万7309ETHをステーキングしている。現在の残高と利回りを基に、年間ステーキング収益を約3億3600万ドルと試算している。
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|文・編集:Shoko Galaviz
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