KDDI、au Coincheck Digital Assets、HashPortの3社は9月30日、au PAYアプリ内のミニアプリとして、暗号資産(仮想通貨)ウォレット「αU wallet」の提供を開始すると発表した。
対象はau PAYで本人確認を済ませた利用者で、秘密鍵を利用者自身が管理するノンカストディアル型である。
Pontaポイントは、ラップドビットコイン(WBTC)、イーサリアム(ETH)、日本円ステーブルコインのJPYCに交換できる。暗号資産口座は不要で、交換上限は月300Pontaポイントである。

日本円での購入も可能だ。コインチェックの「Coincheck OnRamp」を通じてCoincheckアプリに移り、WBTCとETHを買う。
本サービス上の購入上限はないが、Coincheckの利用規約などによる制限を受ける可能性があり、Coincheckの口座登録が別途必要になる。

保有するWBTC、ETH、JPYCは、au PAY残高にチャージして全国のau PAY加盟店で使える。
チャージ後の残高は、資金決済法上の第三者型前払式支払手段である「au PAY マネーライト」になる。公式サイトは、暗号資産の交換やチャージには手数料がかかると案内している。
3社は背景として、日本ではキャッシュレス決済が広く浸透している一方、暗号資産の保有率は限られている点を挙げている。
KDDI、auフィナンシャルホールディングス、コインチェックが2026年5月に設立した合弁会社のau Coincheck Digital Assetsが、本サービスの企画・運営を担う。
au PAYポイント運用の利用者は全体で700万人を超えるという。同運用には2026年5月、KDDIとau Coincheck Digital Assetsがビットコイン連動コースを加えている。
2023年3月からKDDIが提供しているαU walletアプリは10月30日に終了する。
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|文:栃山直樹
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