The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)は8月31日、1789 Capital(1789キャピタル)が予測市場Polymarket(ポリマーケット)に約3億ドルを出資すると報じた。
1789キャピタルは、ドナルド・トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏がパートナーを務めるベンチャーキャピタルである。
出資は、ポリマーケットが計画する総額約10億ドルの資金調達ラウンドの一環である。1789キャピタルが同ラウンドを主導し、調達後の評価額は約210億ドルとなる見通しだ。確認できた資料では、今回の資金使途は公表されていない。
1789キャピタルはこれまでにも、ポリマーケットへ約2億ドルを出資したと報じられている。今回の出資が完了すれば、報道額に基づく累計出資額は約5億ドルとなる。
トランプ氏とその家族の暗号資産事業を巡る利益相反への対応は、米議会で審議中の「CLARITY Act(クラリティ法案)」における主要な争点の一つとなっている。
ポリマーケットは2025年8月26日の公式発表で、予測市場の世界的な普及を進める方針を示した。政治や経済、文化、国際情勢などに関する世論をリアルタイムで示すプラットフォームとして、事業基盤を拡大するとしている。
一方、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であるIntercontinental Exchange(インターコンチネンタル取引所、ICE)は3月27日、ポリマーケットに6億ドルを追加出資したと発表した。
ICEの直接出資額は、2025年10月の10億ドルと合わせて累計16億ドルとなった。公表・報道されている直接出資額に基づくと、今回の出資完了後、1789キャピタルはICEに次ぐ第2位の大口出資者となる見通しだ。
|文:平木 昌宏
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