アメリカ証券取引委員会(SEC)は8月25日、投資顧問業者による暗号資産(仮想通貨)の保管(カストディ)規則の改正案を、ホワイトハウスの行政管理予算局(OMB)傘下で連邦規制を公表前に審査する情報規制局(OIRA)に送付した。
改正案「Amendments to the Custody Rules(3235-AN46)」では、1940年投資顧問業者法と投資会社法に基づき、顧客資産とファンド資産の保管規制を現代化し、暗号資産に対応させる。
現行規則は「適格カストディアン」への預託を求めるが、暗号資産をどう保管すれば適法かが不明確だった。SECは「暗号資産保管の枠組みを明確化する」と説明している。
案文は非公開で、OIRAが修正を求める可能性もある。Paul Atkins(ポール・アトキンス)委員長の下、SECは3月に証券法適用の解釈を示し、8月18日には新規制「Regulation Crypto Assets」を提案した。
今回の改正案でカストディに関するより明確な指針が得られれば、機関投資家の資金流入にも影響するだろう。
|文・編集:井上 俊彦
|画像:Shutterstock


