イーサリアム(ETH)を財務準備資産として保有する米Bitmine Immersion Technologies(ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ)は24日、直近1週間で3万2447ETHを追加購入したと発表した。
現在の価格換算で約8100万ドル(約129億6000万円、1ドル=160円換算)に相当し、7月上旬以来で最大規模の週間購入となる。
今回の取得により、同社のETH保有量は584万7611ETHへ増加した。総保有資産は暗号資産(仮想通貨)や現金、有価証券などを含め約149億ドルとなり、このうちETHは約146億ドル相当を占める。
ビットマインは現在、イーサリアムの総供給量約1億2070万ETHの約4.8%を保有しており、自社が掲げる「供給量の5%保有」という目標の約97%に到達した。
同社は2025年6月30日にETH財務戦略を開始して以降、毎週ETHを買い増しているという。目標達成には現在の供給量を基準に約604万ETHが必要となり、なお約18万7000ETH不足している計算となる。
ビットマイン会長のTom Lee(トム・リー)氏は、ETH価格が過去1週間で約30%上昇したことに注目。この規模の週間上昇は2025年5月と2021年7月以来であり、いずれの局面でもその後、ETHはそれぞれ167%、170%上昇したと説明した。一方で、過去の値動きが将来の価格を保証するものではないとしている。
リー氏は今後の追い風として、金融環境の改善に加え、ウォール街で進む資産のトークン化やAIエージェントによるブロックチェーン活用の拡大を挙げた。これらの要因が、ビットコインに対するETHの相対的な優位性を高める可能性があるとの見方を示している。
|文・編集:Shoko Galaviz
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