Solana(ソラナ)で8月12日、ネットワークにステークされているSOLの28.83%が一時オフライン状態となり、取引の確定(ファイナリティ)に影響する33.34%の水準まで約4.5ポイントに迫ったと、ステーキングプロトコルのMarinade Finance(マリネード・ファイナンス)が公式Xで明らかにした。

マリネードによると、約90のバリデーターが影響を受けたという。
通信インフラ事業者Teraswitch(テラスイッチ)の「AS20326」には約1億1889万SOLが接続しており、その94%がオフラインになったほか、同じ時間帯には別のインフラを利用するバリデーターでも停止が発生したという。
テラスイッチはインシデントレポートで、マイアミ拠点から発信された異常な通信経路が欧州やアジアへ伝播し、複数拠点で接続障害が発生したと説明した。
通信は同日午前4時16分15秒(UTC、日本時間午後1時16分15秒)までに復旧したとしている。
ソラナでは、ブロックの確定にステーク量の3分の2以上による投票が必要となる。
このため、3分の1を超えるステークが正常に投票できなくなるとファイナリティに影響するが、今回はその水準には達せず、ネットワーク自体は稼働を続けた。
また、SOL価格への大きな影響は確認されなかった。
CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)のチャートでは、障害発生時間帯に合わせた大幅な急落は見られず、少なくとも市場価格への影響は限定的だったとみられる。

テラスイッチは再発防止に向けて全拠点の設定を変更したものの、異常な通信経路が生成された根本原因については引き続き調査しており、詳細な原因分析を今後公表するとしている。
|文:平木 昌宏
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