ビットコイン(BTC)の次回半減期到来までの残りブロック数が、19日までに10万ブロックを切った。半減期トラッカーを提供する「Bitbo」によると、ブロックは現在95万0052に達しており、半減期の発動条件であるブロック生成数105万まで約9万9900ブロックを残すのみとなっている。
ビットコインの半減期は、ブロック生成数が21万に達するごとに発動するプロトコル組み込みのイベントで、およそ4年に1度のペースで訪れる。次回は2028年4月頃に到来が見込まれており、ブロック生成が105万に到達した時点でマイナーが受け取る1ブロックあたりの報酬は現行の3.125BTCから1.5625BTCへと半減する。これに伴い、1日あたりの新規発行量は現状の約450BTCから約225BTCへと縮小する見通しだ。
半減期は、発行上限2100万枚というビットコインの希少性を担保する中核的な仕組みであり、過去3回の半減期後にはいずれも価格上昇局面が訪れたことから、市場の最重要イベントの一つと位置付けられてきた。
一方で、現物ETF(上場投資信託)を通じた機関投資家の流入が常態化した現在のサイクルでは、従来の「半減期=強気サイクルの起点」という経験則が通用するかを巡って議論も続いている。マイナーにとっては報酬縮小がさらに収益を圧迫するため、ハードウェアの効率化や取引手数料への依存度が今後一段と高まりそうだ。
|文・編集:井上俊彦
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