SBI VCトレード、アプラス、ビザ・ワールドワイド・ジャパンは5月1日、利用金額に応じて貯まるポイントが、自動で暗号資産に交換されるクレジットカード「SBI VISAクリプトカード」「SBI VISAクリプトカード ゴールド」を発行すると発表した。
交換対象となる暗号資産は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、エックスアールピー(XRP)の3種類。カード申し込み時に貯めたい銘柄をひとつ選択する(なお、選択するとその後、変更はできない)。
この日SBIホールディングスで行われた発表会には、SBI VCトレード 代表取締役社長の近藤智彦氏、ビザ・ワールドワイド・ジャパン 代表取締役社長のシータン・キトニー氏、アプラス代表取締役社長の嶋田貴之氏が登壇した。

最初に登壇した近藤氏は、3つの銘柄(BTC、ETH、XRP)の時価総額に触れ、「ビットコインだけで、国内のどの上場株式よりも時価総額が大きい」とし、2016年4月30日から10年間の値上がり率は「3つとも250倍以上になっている」と紹介した。
そして、「ボラティリティが高い資産だからこそ、毎月少しずつ貯まって仕組みが、皆さんの資産形成の一助になると考えた」とカード発行の狙いを述べた。またVisaとの連携にも触れ、「暗号資産やステーブルコインの決算領域でも協力して推進いきたい」と述べた。

続いてビザ・ワールドワイド・ジャパン 代表取締役社長のシータン・キトニー氏が登壇。今回の取り組みについて、「デジタル資産と、馴染み深く信頼できる決済レールとを結びつける斬新なカードと体験を届けるもの」と紹介した。

アプラス代表取締役社長の嶋田貴之氏は、今回の取り組みについて、「クレジットカード事業で培ってきた安心・安全な決済基盤を次の金融へと進化させることが私たちの使命」と語り、新しいカードについて、「投資のために特別な行動を取るという時代から、生活の中で自然に資産が育つ、そういう時代への一歩」と位置づけた。
今週始めの4月27日には、エポスカードとビットバンクが、暗号資産口座から暗号資産での引き落としができるクレジットカード「EPOS CRYPTOカード for bitbank』の発行を開始。20日には、SLASH VISION、アイキタス、オリエントコーポレーションの3社が、米ドル建てステーブルコイン「USDC」を決済原資として利用できる「Slash Card」の発行を開始している。
関連記事:丸井のエポスカード、“暗号資産での引き落とし”対応クレカ発行──ビットバンクと提携
関連記事:米ドル建てステーブルコイン「USDC」を“そのまま使う”カード「Slash Card」、発行開始──法定通貨への交換不要
暗号資産とクレジットカードを組み合わせて、マスへの普及(マスアダプション)を目指す取り組みが今後、ますます激化しそうだ。
|文・撮影:増田隆幸



